1.  本28日午前9時15分から約30分間,阿部俊子外務副大臣は,訪日中のスザンナ・ムーアヘッド経済協力開発機構(OECD)開発援助委員会(DAC)議長(Ms. Susanna Moorehead, Chair of the Development Assistance Committee, OECD)との間で会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

    1 冒頭,阿部副大臣から,ムーアヘッド議長の訪日を歓迎し,TICAD7への出席に対し謝意を述べるとともに,「国際情勢が変化する中,本年実施予定のDAC開発協力対日相互レビューの機会も活用しながら,引き続きDACと協力して国際的な開発課題に取り組んでいきたい」旨述べました。

    2 これに対し,ムーアヘッド議長から,TICAD7への招待を光栄に思う旨,議場での議論に貢献したい旨述べるとともに,今回の訪日は,対日相互レビューに向け,日本の開発協力の在り方や実践を学ぶ好機であるとの期待を述べました。

    3 さらに,両者は,開発資金を含む開発課題に関する国際的な議論を一層深めていくことで一致するとともに,DACによる新興援助国へのアウトリーチ等についても意見交換を行いました。