1.  本26日午後5時から約30分間,鈴木憲和外務大臣政務官は,TICAD7への出席のため訪日中のマリオ・ペッチーニ経済協力開発機構(OECD)開発センター所長兼OECD事務総長特別顧問(開発担当)(Mr. Mario PEZZINI, Director of the OECD Development Centre and Special Advisor to the OECD Secretary-General on Development)による表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。
     
    1 冒頭,鈴木政務官から,本年に続く再会を歓迎しつつ,近日発表されるアフリカ開発に関する年次報告書「アフリカ開発ダイナミクス2019」を含め,日頃からのOECD開発センターのアフリカ開発に対する貢献に謝意を述べました。また,AU委員会・OECD開発センター共催のTICAD7サイドイベント「ハイレベル政策対話:アフリカ開発ダイナミクス2019に向けて:生産構造転換に向けた政策」で,アフリカにおける企業生産力拡大について充実した議論が行われることへの期待を表明しました。
     
    2 これに対し,ペッチーニOECD開発センター所長から,同センターはアフリカとの対話に特に取り組んできている,「アフリカ開発ダイナミクス2019」はその1つの成果であり,TICAD7に参加し議論に貢献できることを嬉しく思う,今後,日本ともさらに協力を深めていきたい旨述べました。
     
    3 両者は,G20大阪サミットで承認された「質の高いインフラ投資に関するG20原則」の普及・浸透に向け,引き続き連携していくことを確認しました。