1.  本19日午前10時30分から約20分間,河野太郎外務大臣はヤイール・ラピード・イスラエル「青と白」党共同代表(Mr. Yair Lapid, Co-Chairman of the Blue and White Party)の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。

    1 冒頭,河野大臣から,「日本とイスラエルの二国間関係が着実に進展していることを歓迎する,イスラエルの最先端技術の日本にとっての意義は大きく,来年イスラエルとの間の定期直行便の就航が予定され,人的往来が増大することを期待している」旨述べました。

    2 これに対し,ラピード代表から,「イスラエルと日本との間には,両国とも古代から続く民族でありながら現代で繁栄しているという類似点がある,自分が財務相であった頃と比較すると貿易も増加しており今後とも推進していきたい,また国際テロ対策などでも連携していきたい」旨述べました。

    3 その後両者は,二国間関係,東アジア情勢,中東地域情勢,イスラエルの内政などについて意見交換を行いました。

    [参考]
     「青と白」党は本年2月に結成され,ヤイール・ラピード氏とベニー・ガンツ氏が共同代表を務めている。本年4月に実施されたクネセット(国会)選挙では全120議席中,与党リクード党と並ぶ35議席を獲得し,現在イスラエルの最大野党。ラピード共同代表は第3次ネタニヤフ連立内閣で2013年から14年の間,財務相を務めた。