1.  8月6日及び7日,都内において,国際法学会及び外務省共催(日本財団助成)の下,国際法模擬裁判「2019年アジア・カップ」が開催されました。

    1 この大会には,日本を含むアジア等15か国(バングラデシュ,中国,インド,インドネシア,日本(上智大学,京都大学),マレーシア,ミャンマー,ネパール,パキスタン,フィリピン,韓国,ロシア,シンガポール,タイ,ベトナム)から学生の代表チームが参加し,「公海上における避難民の受入れ拒否及び政府職員の外国の刑事管轄権からの免除」をテーマに2日間にわたって英語による模擬裁判を行いました。

    2 決勝終了後,表彰式及びレセプションが開催され,山田賢司外務大臣政務官から,優勝チーム(フィリピン大学(フィリピン共和国))に対し,外務大臣賞が授与されました。また,表彰式に引き続いて行われたレセプションの冒頭,山田政務官から,アジアにおける法の支配の促進・強化の重要性につきスピーチを行いました。

    3 大会詳細については,大会ホームページ別ウィンドウで開くを御参照ください。

    [参考]国際法模擬裁判「アジア・カップ」
     国際法模擬裁判「アジア・カップ」は,アジア等諸国の学生を対象として1999年から毎年日本で開催されている国際法模擬裁判の大会。架空の国家間の係争を題材に,参加チームがそれぞれ国際司法裁判所における原告・被告に扮して弁論を行い,弁論の優劣を競う。今年で21回目。