1.  本7日,午後3時45分(現地時間,日本時間午後1時45分)から約20分間,ミクロネシア連邦首都パリキールにおいて,河野太郎外務大臣は,ローリン・S・ロバート外務大臣(Hon. Lorin S. Robert, Secretary of Department of Foreign Affairs)と会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

    1 冒頭,河野大臣から,「日本の外務大臣として,初のミクロネシア連邦訪問であり,100年を超える歴史的繋がりを有する友人であるミクロネシアを訪問できて光栄である」旨述べました。

    2 これに対し,ロバート大臣から,河野大臣の訪問を歓迎するとともに,これまでの日本からの支援に対する謝意が表明され,河野大臣の訪問を機に,二国間関係を更に強化したい旨発言がありました。

    3 河野大臣から,「日本は「自由で開かれたインド太平洋」に向けて,太平洋島嶼国に対するコミットメントを増強する方針を決定した」旨,また,「今後,海洋,質の高いインフラ整備を通じた連結性,気候変動対策防災の分野を中心に,新たな取組を進めていく」旨述べたところ,ロバート大臣から,歓迎と感謝の意が表されました。

    4 太平洋島嶼国側の要望を踏まえ,来年半ばに,PALM中間閣僚会合をフィジーで開催することを確認し,会合の成功に向けたロバート大臣の協力を要請しました。

    5 また,両大臣は,漁業,遺骨収集,人的交流等の幅広い分野での二国間協力についても確認しました。