1.  8月5日から7日まで,河野太郎外務大臣は,パラオ共和国を訪問したところ,概要は以下のとおりです。

    1 レメンゲサウ大統領表敬
     6日,河野大臣は第二次世界大戦時の激戦地であるペリリュー島を訪問し,午前11時10分(現地時間,日本時間同。以下同じ。)から約45分間,トミー・E・レメンゲサウ・Jr・パラオ大統領(H.E. Tommy E REMENGESAU, Jr., President of the Republic of Palau)を表敬しました(パラオ側から,マルグ外相等同席)。

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    2 日・パラオ外相会談
     同日,午後3時40分から約25分間,コロールにおいて,河野大臣はファウスティナ・K・ルウール・マルグ国務大臣(Hon. Faustina K. Rehuher-MARUGG, Minister of State of the Republic of Palau)と会談を行いました。

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    3 慰霊碑での献花,視察等

    (1)西太平洋戦没者の碑での献花
     同日午前,河野大臣はマルグ国務大臣,マツタロウ駐日パラオ大使等の案内で第二次世界大戦の激戦地であるペリリュー島を訪問し,西太平洋戦没者の碑及び米軍慰霊碑で献花を行いました。
     なお,2015年4月には,当時の天皇皇后両陛下も慰霊のためにペリリュー島を訪問され,これらの碑に献花をされています。
     (天皇皇后両陛下のパラオ共和国御訪問に関する内閣総理大臣談話

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    (2)パラオ柔道連盟に対する外務大臣表彰
     同日,午後4時35分,河野大臣はパラオ柔道連盟の道場を訪問し,同連盟に対して外務大臣表彰を授与しました。同連盟は,パラオ国内で柔道の普及とレベル向上に寄与する活動に取り組んでおり,小学生や警察官を対象とした柔道教室を開催しています。

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    (3)パラオ国際サンゴ礁センター視察
     同日,午後5時5分,河野大臣は日本の支援で建設されたパラオ国際サンゴ礁センターを視察しました。同センターは,パラオのサンゴ礁及び海洋生物の保全にかかる啓蒙活動を実施しているほか,ミクロネシア地域のサンゴ礁モニタリングの拠点としての機能も担っています。同センターに対し,日本は複数回にわたる技術協力やボランティアの派遣を継続して実施しています。

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    (4)海上保安庁モバイルコーポレーションチーム訓練視察
     同日,午後5時35分,河野大臣はパラオ司法省海上保安局を訪問し,我が国海上保安庁モバイルコーポレーションチームがパラオ海上保安当局に実施している技術訓練を視察しました。モバイルコーポレーションチームは,我が国海上保安庁の能力向上支援の専従部門であり,8月1日から7日までの間パラオに滞在し,パラオ政府に対する救難技術訓練を実施しています。

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    4 レメンゲサウ大統領主催レセプション
     同日,午後7時から,河野大臣はレメンゲサウ大統領主催のレセプションに参加しました。同レセプションには,レメンゲサウ大統領,ニルマン北部大酋長,マルグ国務大臣を含む多数の閣僚のほか,マツタロウ駐日パラオ大使等パラオ政府関係者や在留邦人等約150名が参加しました。
     また,河野大臣は本レセプションにおいて,日パラオ関係の功績をたたえられ,パラオ議会よりパラオ共和国名誉市民の称号を授与されました。

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