1.  7月27日から29日まで,古屋圭司衆議院議員(特派大使,日本・ミクロネシア連邦友好議員連盟会長,日本・太平洋島嶼国友好議員連盟会長)は,ミクロネシア連邦大統領就任式に出席するため,髙田太平洋島嶼国担当大使と共にミクロネシア連邦を訪問したところ,概要以下のとおりです。

    1 パニュエロ大統領表敬

    (1)28日,古屋特派大使は,就任式に先立ち,ディビッド・W・パニュエロ大統領(H.E. David W. PANUELO, President of the Federated States of Micronesia)を表敬しました。

    (2)古屋特派大使より,パニュエロ大統領の就任に祝意を表するとともに,安倍総理大臣からの親書を手交しつつ,日・ミクロネシア連邦関係を一層強化し,医療分野での支援を始めとするミクロネシア連邦の強靱かつ持続可能な発展を支援していく旨述べました。これに対し,パニュエロ大統領から,古屋特派大使の参列に謝意を表明するとともに,ODAを始め日本のこれまでの支援に対する感謝の意が述べられました。

    (3)双方は,人的交流,経済協力や漁業等に関する二国間協力についても意見交換を行いました。

    2 シミナ連邦議会議長表敬
     同日,古屋特派大使は,ウェズリー・W・シミナ連邦議会議長(The Honorable Wesley W.SIMINA, Speaker of the Federal Congress, the Federated States of Micronesia)と会談を行い, 旧交を温めるとともに二国間協力及び議員交流について幅広く意見交換を行いました。

    3 大統領就任式への出席
     29日,古屋特派大使は,首都パリキールの連邦議会特設会場において開催された大統領就任式に出席しました。式典は古屋特派大使のほか,ハイネ・マーシャル大統領夫妻,トアスー・キリバス副大統領,サダン・パラオ財務大臣,ウィルキー米退役軍人庁長官等の列席の下,国歌斉唱,ピーターソン・ポンペイ州知事からの挨拶,パニュエロ大統領の演説等を含め,約2時間にわたり執り行われました。