1. 1 7月27日から31日まで,アルミダ・アリシャバナ国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)事務局長(Dr. Armida Salsiah Alisjahbana, Executive Secretary, United Nations Economic and Social Commission for Asia and the Pacific (ESCAP))が訪日します。

    2 アリシャバナESCAP事務局長は,事務局長就任後,初めての訪日となる今回の滞在中,我が国政府要人等との間で,持続可能な開発目標(SDGs)をはじめ,アジア太平洋地域の開発課題における協力について意見交換を行う予定です。

    3 また,第11回持続可能なアジア太平洋に関する国際フォーラムに登壇するほか,ESCAPの地域機関であるアジア太平洋統計研修所(SIAP)訪問等を行う予定です。今回のアリシャバナ事務局長の訪日により,日本とESCAPの協力関係がより一層強化されることが期待されます。

    [参考1]国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)
     国連経済社会理事会の下部機構の5つの地域委員会の1つ。アジア太平洋地域の経済社会開発に係る協力の推進が任務。事務局本部はタイのバンコクに所在。我が国は,アジア太平洋地域の経済社会発展に向け,ESCAPと協力して取り組んでいる。

    [参考2]アリシャバナESCAP事務局長
     インドネシア国家開発企画庁長官(2009年~2014年),バジャジャラン大学持続可能な開発目標研究センター長及びインドネシア科学アカデミー副会長(2016年~2018年)等を歴任し,2018年9月から現職。

    [参考3]第11回持続可能なアジア太平洋に関する国際フォーラム別ウィンドウで開く
     7月30日及び31日,パシフィコ横浜 アネックスホールで開催予定。テーマは,包摂的な転換(トランジション):地域循環共生圏の実現に向けたマルチステークホルダーの協力。

    [参考4]アジア太平洋統計研修所(SIAP)別ウィンドウで開く
     ESCAPの5つの地域機関の1つ。千葉県幕張に所在。持続可能な開発目標(SDGs)のモニタリングに関連した研修を始め多彩なコースを提供。