令和元年7月19日
農林水産省


農林水産省では、棚田地域を盛り上げ、棚田の保全に繋げる第一歩として、都道府県の担当者に呼びかけ棚田カードプロジェクトチームを立ち上げました。
棚田の持つ「魅力」と棚田で行われている保全活動の「実態」を知ってもらうため、棚田を知らない方や馴染みのない方が棚田を訪れるきっかけになることを願い、プロジェクトチームにおいて棚田カードを作成しました。

1.概要

棚田は、国土の保全、水源かん養などの多面的機能を有する国民共有の財産です。しかし、厳しい耕作条件等を背景に棚田の保全が難しくなってきています。このような棚田地域を応援したいという想いから、農林水産省は、都道府県の担当者に呼びかけを行い、棚田カードプロジェクトチームを立ち上げました。このプロジェクトチームで検討を重ね、棚田地域を盛り上げ、活性化させる手段として、全国の棚田を広く紹介する棚田カード作成に取り組みました。
この棚田カードには、棚田を御存知の方はもちろん、棚田を知らない方、馴染みのない方にも棚田の魅力を「行って」「見て」「知って」もらいたい、そして、棚田を含む地域活性化に役立ってほしいという想いを込めています。

2.棚田カードについて

今回、棚田カード第1弾として31府県56地区の棚田カードを作成しました。
カードの表面は、四季折々の美しい棚田の写真で棚田の魅力を前面に押し出し、裏面には、棚田の枚数(面積)や傾斜、作付け品種などの情報、棚田の歴史などを掲載しています。

    棚田カード画像

カードの配布方法は地域によって異なります。
例えば、各棚田にある施設(交流館など)、近隣の直売所や公共施設で配布するほか、棚田の保全活動に参加いただいた方に配布する地域もありますので、詳細についてはこちらのサイトで確認してください。
(農林水産省Webサイト「棚田に恋」)
http://www.maff.go.jp/j/nousin/tanada/tanadani-koi.html

棚田カードの配布に併せて、棚田まで足を運んでもらいやすいように、棚田周辺の情報や棚田までのアクセス、訪問マナーなどを掲載した旅行ガイドのような「棚田めぐりガイド」と、今回作成した棚田カードの地域一覧などを掲載した「棚田めぐりマップ」も作成しました。

また、これから棚田地域を盛り上げるキャンペーンとして「棚田に恋」をキャッチフレーズに親しみやすい雰囲気のポスターでPRをしていきます。

棚田めぐりポスター画像

日本の原風景と言われている棚田。
美味しいお米や地域の食材、棚田の作り出す風景や歴史、季節や時間で違う顔を見せる棚田をめぐりませんか。

<添付資料>
棚田めぐりポスター(PDF : 1,402KB)
棚田めぐりマップ1(PDF : 1,749KB)
棚田めぐりマップ2(PDF : 524KB)

お問合せ先

農村振興局農村政策部地域振興課

担当者:田井、上原、久保、今、本間、一郷
代表:03-3502-8111(内線5608)
ダイヤルイン:03-6744-2081
FAX番号:03-3592-1482

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