2019年7月18日

特許庁、北海道経済産業局は、令和元年8月28日(水曜日)に、札幌市以外では初の開催となる旭川市で「知財のミカタ~巡回特許庁in旭川~」を開催します。札幌市路面電車の超低床車両や、郵便ポストのデザインを手がける等、デザイナーとして活躍する株式会社GKデザイン機構 代表取締役社長の田中氏による基調講演をはじめ、「デザイン」をテーマに、地域活性化やブランディングを学べるセミナーを実施します。また、北海道全域で出張面接を集中的に実施します。

1.「知財のミカタ~巡回特許庁in旭川~」とは

知財は、「自分には関係ない」、「難しそう」といった “見方”を変え、知財を“味方”にして活用するきっかけ作りを目的に、全国各地で「知財のミカタ~巡回特許庁~」というイベントを開催しています。
国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「創造都市ネットワーク」へのデザイン分野での加盟認定を進めており、デザインの視点を取り入れた取組によって地域活性化を目指している旭川市と連携して、「デザイン」をテーマに開催します。北海道では、初の札幌以外の都市での開催となります。

2.開催概要

(1)知財のミカタ~巡回特許庁in旭川~

開催日:令和元年8月28日(水曜日)
開催場所:星野リゾートOMO7 旭川(北海道旭川市6条通9丁目)
 

<プログラム>(詳細は別添リーフレット参照)

○メインセッション:デザイン経営と地域活性化

田中一雄氏(株式会社GKデザイン機構 代表取締役社長/CEO)が、デザインを企業価値向上のための重要な経営資源として活用する方法について講演します。

○個別セッション

①小さな会社のデザインと知財
金谷勉氏(有限会社セメントプロデュースデザイン 代表取締役社長)が、中小企業の技術や強みをどのようにデザインで活用していくか、知財を活用した事業活動を進めるポイントについて講演します。

➁地域ブランド構築セミナー ~愛媛シルクSDGsプロジェクトの事例~
河合崇氏(株式会社リバースプロジェクトトレーディング 代表取締役)が、地域の未活用資源を利用し、商品開発やブランディングによって、新しい産業を生み出す取り組みについて講演します。

○ミニセッション:デザイン活用セミナー

デザインは、コンセプトづくりから、製造、広告、流通まで広範囲におよびます。具体的な事例を交えて、デザインを活用したものづくりとはどのような方法で行われるのか、旭川デザイン協議会会長の伊藤友一氏が簡単にご紹介いたします。

○何でも相談コーナー(申込不要)

特許庁審査官をはじめ、職員が地域へお伺いします。セミナー当日は、職員による相談対応のほか、知財や経営に関するお悩みについて、INPIT北海道知財総合支援窓口や北海道よろず支援拠点の支援担当者が事前申込み不要で対応します。

(2)出張面接

 開催期間:令和元年8月28日(水曜日)~9月24日(火曜日)
 開催場所:北海道全域

 

3.参加申込方法

プログラム・参加申込等の詳細は、以下のホームページをご覧ください。
令和元年度「知財のミカタ~巡回特許庁~」 特設ホームページ外部リンク

関連資料

関連リンク

担当

特許庁 総務部 普及支援課長 佐野
担当者:大谷、太田、金原
電話:03-3581-1101(内線 2107)
03-3501-5878(直通)
03-3506-8615(FAX)