1. 1 本4日,我が国は,パレスチナとの共催で,「パレスチナ開発のための東アジア協力促進会合」(Conference on Cooperation among East Asian Countries for Palestinian Development:CEAPAD)高級実務者会合を初めてラマッラにおいて開催しました。

    2 この会合には,我が国から河野雅治政府代表が,パレスチナからリヤード・マーリキー外務・移民庁長官(H.E. Dr. Riyad Maliki, Minister of Foreign Affairs and Expatriate of Palestine)が出席するとともに,インドネシア,マレーシア,シンガポール,タイ,ブルネイ,ベトナム,韓国,ヨルダン,エジプト,国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)が参加しました。

    3 会合中,参加者は,パレスチナの厳しい現状を共有し,引き続きパレスチナを力強く支えていくことで一致しました。また,CEAPADの枠組みを通じた協力策について活発な議論が行われ,民間の活力をパレスチナの発展に取り込むことの重要性が確認され,会合の締め括りに議長サマリー(PDF)別ウィンドウで開くが採択されました。

    4 また,この会合に合わせて,3日,インドネシアの民間企業のビジネスマンがパレスチナを訪問し,パレスチナの民間企業とのマッチングイベントが実施された他,シュタイエ・パレスチナ首相と河野政府代表の立ち会いの下,パレスチナ商工会議所とインドネシア商工会議所との間で,協力に関する了解覚書への署名が行われました。更に,CEAPADのメンバーは,この機会にジェリコ農産加工団地(JAIP)を視察しました。