1.  本1日午前11時20分から約15分間,河野太郎外務大臣は,我が国の招待により訪日中のアリオーラ・ラミレス・パラグアイ共和国国連常駐代表(H.E. Mr. Julio Cesar ARRIOLA RAMIREZ),トンプソン・バルバドス国連常駐代表(H.E. Ms. Henrietta Elizabeth THOMPSON),サンティレール・ハイチ共和国国連代表部臨時代理大使(Mr. Patrick SAINT-HILAIRE)による表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。

    1 河野大臣から,各国国連常駐代表等の訪日を「心より歓迎する」と述べた上で,「民主主義,人権,自由貿易等の基本的価値を共有する日・中南米間のパートナーシップは重要である」と述べました。また,「21世紀の国際社会の現実を反映すべく国連安保理改革の具体的進展に向けて中南米諸国と連携を強化していきたい」と述べました。

    2 これに対し,各国国連常駐代表等から,今回の招待への謝意が表明されるとともに,国連及び中南米諸国に対する日本の貢献に対して謝意が表明されました。また,安保理改革や気候変動を含む国際場裏の諸課題等において,日本と中南米諸国との協力を一層強化していきたい旨の発言がありました。

    3 さらに,双方は,北朝鮮情勢についても意見交換し,北朝鮮の非核化に向けた国連安保理決議の完全な履行の重要性につき一致しました。