2019年6月26日

経済産業省では、我が国企業の国際展開や、海外での業況を把握することを目的に、我が国企業の海外現地法人の海外事業活動に関する調査を実施し、四半期毎に公表しています。この度、2019年1~3月の調査結果を取りまとめました。
我が国企業の海外現地法人における売上高(2019年1~3月、ドルベース)は、前年同期比で12期ぶりの減少となりました。

1.結果概要

(1)売上高

売上高(全地域合計)は、前年同期比-3.0%と12期ぶりの減少となりました。
地域別(北米、アジア、欧州)にみると、構成比の高いアジア(構成比49.1%)は、同-3.1%と12期ぶりの減少となり、特に電気機械が減少となりました。
また、北米(同30.4%)は、同-2.0%と6期ぶりの減少、欧州(同12.4%)は、同-5.5%と3期連続の減少となりました。

(2)設備投資額

設備投資額(全地域合計)は、前年同期比+5.4%と5期連続の増加となりました。
地域別にみると、構成比の高いアジア(構成比53.1%)は、同+11.2%と6期連続で増加し、特に輸送機械が増加となりました。
また、北米(同28.7%)は、同-0.2%と2期ぶりの減少、欧州(同10.6%)は、同-6.8%と2期連続の減少となりました。

(3)従業者数

従業者数(全地域合計)は、前年同期比+0.8%と10期連続の増加となりました。
地域別にみると、構成比の高いアジア(構成比68.5%)は、同+0.4%と10期連続の増加となり、特に輸送機械が増加となりました。
また、北米(同13.8%)は、同+1.3%と31期連続の増加、欧州(同9.7%)は、同+2.6%と
23期連続の増加となりました。

2.ホームページのご案内

本調査結果の資料は、以下のホームページにて閲覧・ダウンロードが可能です。

関連資料

担当

調査統計グループ 企業統計室長 沓澤
担当者:野村、引野
電話:03-3501-1511(内線 2907)
03-3501-1831(直通)
03-3580-6320(FAX)