令和元年6月21日
農林水産省


農林水産省は、今般、デンマークにおける鳥インフルエンザの清浄性を確認したことから、本日、当該国からの家きん肉等の一時輸入停止措置を解除しました。

1.経緯

デンマークの商用採卵鶏農場などにおいて、平成31年3月に低病原性鳥インフルエンザ(H5亜型及びH7亜型)の発生が確認されたことから、当該国からの家きん肉等について輸入を一時停止していました。

2.対応

今般、デンマーク政府から我が国に提供された、当該国における鳥インフルエンザの防疫措置等の情報により、同国の家きんにおける同病の清浄性を確認しました。このため、本日付けで当該一時輸入停止措置(※)を解除しました。

※ 発生国又は地域から生きた家きん、家きん肉等の輸入を一時停止するのは、我が国で飼養されている生きた家きんがウイルスに感染することを防止するためであり、食品衛生のためではありません。

(参考)デンマークからの家きん肉等及び卵の輸入実績

  2016年 2017年 2018年
家きんの肉等(トン) 259 261 184
(日本の総輸入量) (985,195) (1,068,322) (1,088,475)
家きんの卵(トン) 10 115
(日本の総輸入量) (24,753) (26,607) (26,747)

出典:財務省「貿易統計」

※ 過去3年間、デンマークからの生きた家きんの輸入実績はありません。

(参考)平成31年3月4日付けプレスリリース「デンマークからの家きん肉等の一時輸入停止措置について」
  http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/190304.html

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