令和元年6月18日、安倍総理は、総理大臣官邸で第8回すべての女性が輝く社会づくり本部を開催しました。

 会議では、女性活躍加速のための重点方針2019、多様な困難に直面する女性に対する支援等に関する関係府省連絡会議の開催、及び女性活躍推進法の施行状況について議論が行われました。

 総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。

「女性活躍は、今月末、日本が初めて開催するG20大阪サミットの重要なテーマです。
 この6年間、女性活躍の旗を高く掲げ取り組んできた結果、我が国では、新たに280万人を超える女性が就業しました。この間の現役世代の女性就業率の伸びはG20(金融世界経済に関する首脳会合)諸国の中で最も高くなっています。
 この勢いに更なる弾みをつけていくため、本日、重点方針2019を取りまとめました。女性の復職やキャリアアップを更に後押しするため、魅力的な学習プログラムの開発、相談体制の整備などを進めることで、学び直し支援を一層拡充してまいります。また、昨今、DV(ドメスティック・バイオレンス)などによる痛ましい事件が相次いでいます。女性に対する暴力は、決して許されるものではありません。本日、関係府省による連絡会議の開催を決定いたしましたが、女性に対するあらゆる暴力の根絶を目指し、政府一体となってDVを始めとする多様な困難に直面する女性に対する支援を、今後、抜本的に強化してまいります。
 各閣僚におかれましては、政府一体となり、重点方針2019で取りまとめた政策を速やかに実行してください。」

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