2019年6月18日

本年6月17日、フランス・パリエアショー会場において、経済産業省と仏国環境・エネルギー・海洋省民間航空総局は、民間航空機産業における日本企業と仏国サフラン社との協力強化に合意しました。

1. 日仏民間航空産業における協力の概要

経済産業省と仏国環境・エネルギー・海洋省民間航空総局はフランスに本拠地を置くサフラン社と日本の航空機産業間での協力を拡大することで合意しました。
サフラン社は、航空機のエンジンや降着装置、ナセル、座席、内装品等の幅広い装備品を開発製造する航空機業界における最大手企業の1社です。
なお、両省は2013年6月に民間航空機産業における協力覚書を締結しており、今回の合意はこの枠組みの下で行われるものです。

2. 合意した内容

経済産業省とサフラン社は、以下の分野について協力する。

  • 産業界、学術機関、高度な研究機関を通じた航空機の電動化、新しい推進システム、AIなどの革新的技術
  • 材料、航空機システムおよび機器、製造
  • 日本を含むアジアにおけるサプライチェーン構築

経済産業省は、日本のパートナーの特定、サフラン社への紹介、日本企業に対する支援を実施。
サフラン社は、現状や将来の戦略的ビジョンの情報提供 及び 技術の実用化やサプライチェーン確立に向けた努力を実施。

 

担当

製造産業局航空機武器宇宙産業課長 畑田
製造産業局航空機部品・素材産業室長 斎藤
担当者: 山口、村橋、戸田
電話:03-3501-1511(内線 3841~6)
03-3501-1692(直通)
03-3501-7062(FAX)