令和元年6月6日
農林水産省


農林水産省は、昨年9月以降、豚コレラが継続して発生している状況に加え、周辺国でアフリカ豚コレラの発生が相次いでいること等を踏まえ、本日15時30分から「農林水産省豚コレラ防疫対策本部」を開催し、豚コレラ及びアフリカ豚コレラに関する今後の対応について協議・決定いたしました。

1.開催の経緯

昨日(6月5日(水曜日))、岐阜県山県市の養豚農場において豚コレラの疑似患畜が確認されました。昨年9月以降、豚コレラが継続して発生している状況に加え、周辺国でアフリカ豚コレラの発生が相次いでいること等を踏まえ、農林水産省は本日15時30分から「農林水産省豚コレラ防疫対策本部」を開催し、豚コレラ及びアフリカ豚コレラへの今後の対応について協議・決定いたしました。

2.今後の対応について

「農林水産省豚コレラ防疫対策本部」において、協議・決定された豚コレラ及びアフリカ豚コレラに関する今後の対応は以下のとおりです。
(1)豚コレラの早期終息を実現するため、飼養衛生管理基準の遵守の厳格な徹底による農場のバイオセキュリティ向上対策、野生イノシシの捕獲、囲い込み、経口ワクチン散布等の野生イノシシ対策を引き続き推進するとともに、野生イノシシにおいて豚コレラ陽性が確認されている地域等では、合意が得られ次第、早期出荷促進対策等を確実に実行すること
(2)アジア地域におけるアフリカ豚コレラの感染拡大を踏まえ、引き続き、関係府省と連携し、水際検疫の更なる強化による我が国への同病の侵入防止対策を徹底すること
(3)これらの対策を強力に推進するため、農林水産省全省体制で対策を推進していくこと

お問合せ先

消費・安全局動物衛生課

担当者:西尾、岡田
代表:03-3502-8111(内線4581)
ダイヤルイン:03-3502-5994
FAX番号:03-3502-3385