1. 1 6月4日(現地時間),テキサス州オースティンにおいて,「2020年を超えて:次世代と日米協力への道を創る」をテーマにした日米文化教育交流会議(カルコン)シンポジウムが開催されました。

    2 同シンポジウムでは,冒頭,日本側カルコン委員長である加藤良三元駐米国大使,米国側カルコン委員長であるハリー・A・ヒル株式会社オーク・ローン・マーケティング外部取締役が挨拶しました。また,リサ・ヘラー米国務省東アジア太平洋局パブリック・ディプロマシー部長及び福島秀夫在ヒューストン総領事が開催を歓迎する旨述べました。

    3 「未来を形に:高度技術とデザインの革新」と題されたパネルディスカッションでは,慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科の土屋大洋教授が電磁波攻撃の危険性について発表しました。

    4 同シンポジウムの関連行事として,日米のカルコン委員は,スティーブ・アドラー・オースティン市長と意見交換を行いました。また,サン・アントニオ市を訪問し,トヨタ・テキサス工場及びテキサスA&M大学サンアントニオ校を視察し,サンアントニオ市のコミュニティや企業の女性リーダー達と意見交換を行いました。

    [参考]カルコン(The Japan-United States Conference on Cultural and Educational Interchange (CULCON) )
     日米の有識者が,両国間の文化・教育交流に関し両国政府並びに社会に対して提言・勧告を行うことを目的に,1961年6月,当時の池田総理大臣とケネディ大統領の共同声明に基づき発足した日米両国間の諮問委員会。隔年で日米合同会議,同合同会議が開催されない年にはシンポジウムを開催。次回の日米合同会議は,2020年5月に福岡で開催される予定。