令和元年6月4日
農林水産省


本日、「平成30年度食育推進施策」(平成30年度食育白書)について、国会提出案件として閣議決定されました。

平成30年度 食育白書の概要

・第1部では、「健康寿命の延伸につながる食育の推進」を特集し、現状を分析するとともに、健康寿命の延伸のために大切な日々の食生活を取り巻く取組等について記述しています。
・第2部では、第3次食育推進基本計画(平成28年3月18日食育推進会議決定)に掲げた事項の具体的な取組状況について、全国の様々な事例を紹介しつつ、話題性の高いテーマについてコラムとして紹介し、記述しています。
・第3部では、「第3次食育推進基本計画」で掲げた目標値の平成30年度における進捗状況等について記述しています。

なお、「平成30年度食育白書」本文及び概要は以下のURLで御覧になれます。
http://www.maff.go.jp/j/syokuiku/wpaper/h30_index.html

内容のポイント

第1部 食育推進施策をめぐる状況

(特集)健康寿命の延伸につながる食育の推進
健康寿命の延伸につながる食育の推進について、現状を分析するとともに、健康寿命の延伸のために大切な日々の食生活を取り巻く取組を紹介しています。

第2部 食育推進施策の具体的取組

(第1章)家庭における食育の推進
「早寝早起き朝ごはん」国民運動の推進等の子供の基本的な生活習慣の形成のための取組、妊産婦や乳幼児に関する栄養指導等について記述しています。

(第2章)学校、保育所等における食育の推進
栄養教諭の配置の促進等の学校における食に関する指導体制の充実、学校給食における地場産物等の活用、就学前の子供に対する食育の推進等について記述しています。

(第3章)地域における食育の推進
健康づくりのための取組の推進、歯科口腔保健における食育の推進、「日本型食生活」の実践の推進、食品関連事業者等による食育の推進等について記述しています。

(第4章)食育推進運動の展開
「食育月間」の取組、食育推進の取組等に対する表彰の実施、都道府県及び市町村における食育推進計画の作成に関する状況等について記述しています。

(第5章)生産者と消費者との交流の促進、環境と調和のとれた農林漁業の活性化等
農泊や農林漁業体験等を通じた生産者と消費者の交流の促進、地産地消の推進、食品ロスの削減を目的とした取組等について記述しています。

(第6章)食文化の継承のための活動
ボランティア等による食文化継承の取組、「和食」の保護と次世代への継承のための取組等について記述しています。

(第7章)食品の安全性・栄養等に関する情報提供の推進
リスクコミュニケーションの充実、食品の安全に関する情報提供、栄養成分表示の普及啓発の取組等について記述しています。

(第8章)調査、研究その他の施策の推進
国民健康・栄養調査等の実施・活用の状況、日本食・食文化の海外への発信等について記述しています。

第3部 食育推進施策の目標と現状に関する評価

第3次食育推進基本計画で掲げた目標値の平成30年度における進捗状況等について記述しています。

お問合せ先

消費・安全局消費者行政・食育課

担当者:食育計画班 西尾、深谷、粟津
代表:03-3502-8111(内線4578)
ダイヤルイン:03-6744-2125
FAX番号:03-6744-1974