令和元年5月30日、安倍総理は、総理大臣官邸で「ニッポン一億総活躍プラン」フォローアップ会合・働き方改革フォローアップ会合合同会合を開催しました。

 会議では、「ニッポン一億総活躍プラン」の進捗状況及び働き方改革実行計画の進捗状況について議論が行われました。

 総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。

「高齢者も若者も、また女性や男性も、障害や難病のある方も、誰もが活躍することができる一億総活躍社会の実現は、安倍内閣の最重要課題であります。
 一億総活躍の最大のチャレンジである働き方改革については、本年4月から罰則付きの時間外労働時間規制が大企業で施行されるなど、改革が本格的にスタートしています。また、本年10月からの幼児教育・保育の無償化、来年4月からの高等教育の無償化のための法案がこの国会で成立し、全ての世代が安心できる社会保障制度の構築に向けた大きな一歩を踏み出すことができました。
 こうした取組を、更に前に進めていかなければなりません。
 有識者の方々からもお話しいただいた、70歳までの就業機会の確保については、労使など関係者の声を十分に伺った上で、元気で意欲のある高齢者の活躍につながる法改正を目指します。
 働き方改革についても、関連法の円滑な施行に向けた取組を進めるとともに、障害のある方や外国人の方であっても活躍できる環境を整えてまいります。
 また、就職氷河期世代の方々への対応を抜本的に強化します。3年間の集中プログラムをこの夏までに取りまとめ、活躍の場の拡大に、国を挙げて取り組んでまいります。
 関係大臣におかれては、本日頂いた有識者議員の意見も踏まえ、更なる施策の実行に向けて、スピード感をもって取り組んでいただけるように、よろしくお願い申し上げます。」

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