1.  本28日午後1時から約1時間,河野太郎外務大臣は,訪日中のナビール・アブー・ルデイネ・パレスチナ副首相兼情報相(H.E. Dr. Nabil Abu-Rudeine, Deputy Prime Minister and Minister of Information of Palestine)と昼食会を行ったところ,概要は以下のとおりです。

    1 冒頭,河野大臣は,ルデイネ副首相の訪日を歓迎し,日本は,イスラエルと将来のパレスチナ国家が平和裡に併存する「二国家解決」を支持していること,厳しい状況に直面しているパレスチナを日本としてできる限り支え,パレスチナを含めた地域の安定のために努力していく旨述べました。

    2 これに対し,ルデイネ副首相から,日本はパレスチナの重要な友人であり,日本のこれまでの貢献に深く感謝している旨述べるとともに,パレスチナ及び地域の諸問題に対するパレスチナ自治政府の立場を述べました。

    3 河野大臣からは,日本としては「平和と繁栄の回廊」構想や「パレスチナ開発のための東アジア協力促進会合(CEAPAD)」といった日本独自の取組を更に推し進めていくことで,引き続きパレスチナを支援していく旨述べました。