令和元年5月17日、安倍総理は、総理大臣官邸で第45回教育再生実行会議を開催しました。

 総理は会議の冒頭で、鎌田薫座長から第十一次提言を受け取りました。

 総理は、挨拶で次のように述べました。

「教育再生実行会議においては、技術の進展に応じた教育の革新及び新時代に対応した高等学校改革の2つのテーマについて、昨年8月以来熱心に御議論いただき、本日、第十一次提言として取りまとめていただきました。有識者の皆様の御尽力に心から感謝申し上げます。
 本提言ではSociety 5.0時代到来を見据え、新技術を活用した教育については、全ての小・中・高等学校等における遠隔教育の活用、学校におけるICT環境の整備、教師によるICTを活用した指導力の向上などが提言されています。また高等学校の改革については、普通科の在り方の見直し、文系と理系科目のバランス、地域が抱える課題の解決に向けた学びの推進など、高等学校の多様化を図る改革が提言されています。本提言は、令和という新しい時代を迎え、教育再生に関し初めて頂いた重要な提言であります。
 政府としては令和に込められた願いである、一人一人の日本人が明日への希望と共に、それぞれの花を大きく咲かせることができる日本となるよう、本提言で示された方策に基づき我が国の教育再生を着実に実行してまいります。有識者の皆様におかれましては今後とも御協力をよろしくお願い申し上げます。」

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