1.  本13日,河野太郎外務大臣は,外務省において「草の根大使」ペナルティの中川秀樹氏及び脇田寧人氏に対し,感謝状を贈呈したところ,概要は以下のとおりです。

    1 冒頭,河野大臣はペナルティに対して,草の根大使の委嘱期間中,タイ訪問を含む様々な活動を通じて,積極的に広報・啓発に貢献していただいたことに謝意を表し,感謝状を贈呈しました。また,開発分野における広報活動などについて,これからも連携していきたい旨述べました。

    2  これに対し,ペナルティ側から,草の根大使として貴重な経験ができたことに感謝しつつ,現場では,日本ではわからない途上国の現実を垣間見ることができた,これまで30年間培ってきた草の根無償の実績に基づく日本への信頼の篤さを実感できた,今後とも外務省と連携していきたい旨述べました。

    [参考1]草の根・人間の安全保障無償資金協力(草の根無償)
    ODAの一環として,開発途上国の現場で活動するNGOや自治体などが行う比較的小規模かつ人々の生活に根ざした事業を支援するもの。例年120カ国以上で行われ,現地の日本大使館や総領事館が直接窓口となり,日本の顔が見える支援を展開。

    [参考2]草の根大使ペナルティによる広報活動
    草の根無償が30周年を迎えたことを機に,国内外の理解をより一層促進するため,昨年5月,お笑いコンビの「ペナルティ」(中川秀樹氏及び脇田寧人氏・株式会社よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属)に, 「草の根大使」を委嘱した。(委嘱期間:平成30年3月31日まで)