2019年5月8日

経済産業省は、平成30年度大学発ベンチャー実態等調査を公表しました。また、平成30年3月に公開した「大学発ベンチャーデータベース」を新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下NEDO)と連携の上リニューアルオープンしました。

1.目的・ポイント

大学発ベンチャー実態等調査は、「イノベーションの担い手」として高く期待される大学発ベンチャーの効果的な支援検討のため実施しています。

本調査では、大学発ベンチャーの設立状況を把握するとともに事業環境やニーズ等を調査し、成長に寄与する要因を分析しています。

2.調査の結果概要

大学発ベンチャー数の推移

平成29年度調査と比べ185社増加しました。

大学発ベンチャーの大学別創出数

東京大学が引き続きトップを独走。京都大学、筑波大学など他大学の伸びも目立ち、各大学がベンチャー創出に力を入れています。

順位
(前年度)
大学名 2016年度 2017年度 2018年度
1(1) 東京大学 227 268 271
2(2) 京都大学 103 154 164
3(3) 筑波大学 80 104 111
4(4) 大阪大学 80 102 106
5(8) 東北大学 76 86 104
6(5) 九州大学 74 88 90
7(6) 早稲田大学 63 79 82
8(11) 慶應義塾大学 57 69 81
9(7) 名古屋大学 49 81 76
10(9) 東京工業大学 65 69 66
11(10) デジタルハリウッド大学 44 53 51
12(12) 北海道大学 48 51 50
13(13) 広島大学 41 46 45
13(13) 龍谷大学 36 43 43
15(15) 九州工業大学 44 44 42
16(18) 会津大学 32 32 33
16(16) 岡山大学 29 32 30
18(20) 立命館大学 34 28 29
19(19) 名古屋工業大学 21 27 28
20(16) 神戸大学 27 32 28

大学発ベンチャーのIPO、M&Aの状況

現在上場している大学発ベンチャーは64社、時価総額は約2.4兆円
2016年度調査以降で解散とした企業386社のうち、M&Aによるものは16社でした。

大学発ベンチャーの成長要因分析

ステージ前期では、「エンジェル・VCからの出資あり」、「国内大企業とのアライアンスあり」、「大学・公的研究機関とのアライアンスあり」、「技術顧問が企業の技術者・研究者」
ステージ後期では、「CEOの経歴が企業の経営層であること」が成長要因として有意な結果となりました。

3.大学発ベンチャーデータベース

平成30年3月に公開した「大学発ベンチャーデータベース」について、更なる内容の拡充や効果的な情報発信を図るため、今後はNEDOと連携し運営を行っていきます。
詳細についてはNEDOホームページをご覧ください。

関連資料

関連リンク

担当

産業技術環境局 大学連携推進室長 山崎
担当者:稲畑、沖村
電話:03-3501-1511(内線 3371)
03-3501-0075(直通)
03-3501-5953(FAX)