2019年4月9日

2019年度第1四半期(2019年4-6月期)の鋼材需要量は、前年同期比+0.1%の横ばい、前期比+0.9%の横ばいの2,293万トンとなる見通しです。その内訳は以下のとおりです。

  • 国内需要
    (建設部門)土木部門で災害復旧工事等の国土強靭化政策に関連した大型公共投資が見込まれるほか、建築部門でも住宅の消費増税前の駆け込み需要や、工場等の非住宅向け需要の堅調な推移が見込まれることから、前年同期比で微増。季節的要因により、前期比では減少。
    (製造業部門)輸出や生産の一部に弱さが見られるものの、新型車導入効果や消費増税前の駆け込み需要等による自動車需要の増加や、建設機械需要等の堅調な推移が見込まれることにより、前年同期比で微増。決算期後という季節的な要因により、前期比では減少。

  • 輸出:前年同期比では、エネルギー向け需要の停滞や世界経済の先行き不透明感等から横ばい。前期比では増加。

今期の粗鋼需要量は、2,657万トン。前年同期比+0.0%。前期比+7.1%。

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担当

製造産業局 金属課長 黒田
担当者:篠原、丹、中村
電話:03-3501-1511(内線 3661~6)
03-3501-1926(直通)