2019年4月8日

経済産業省及びIPAは、平成30年度から「次世代計算機」をテーマに新たな技術分野に取り組む人材を育成する「未踏ターゲット」事業を実施しています。

平成31年度も、「アニーリングマシン」「ゲート式量子コンピュータ」をテーマに、4月5日(金曜日)から5月9日(木曜日)までプロジェクト提案を募集します。

1.内容

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)では、平成12年度から19年間にわたり、未踏事業(「未踏IT人材発掘・育成事業」)に取り組み、これまでに約1,700名の修了生(「未踏人材」)を輩出してきました。未踏人材は、そのうち250名以上の方が起業・事業化するなど、社会の様々な方面で活躍をしています。

IT分野において新技術の研究開発が急速に進展する動向を受け、経済産業省及びIPAは、新たな技術分野に挑戦する人材を育成するため、先進テーマに特化した人材育成プログラム(「未踏ターゲット」)を平成30年度から開始しました。

今年度も、「量子コンピューティング技術を活用したソフトウェア開発」をテーマとし、「アニーリングマシン」、「ゲート式量子コンピュータ」のそれぞれについて、アプリケーション開発や、ツール・ミドルウェア等の開発に取り組む人材(個人、チーム)を支援します。自らのアイデアや技術力を最大限に活かし、将来の経済発展への貢献につなげていけるプロジェクトを募集します。

2.公募の期間

公募開始:2019年4月5日(金曜日)
公募締切:2019年5月9日(木曜日)23時59分

3.本事業の公募に関する説明会

以下の概要で公募説明会を開始します。募集を検討されている方はぜひ御参加ください。なお、説明会の申し込み方法などは、「4.公募の詳細」に記載したホームページに掲載しますので、詳しくはそちらをご覧ください。

日時:2019年4月12日(金曜日)18時30分
場所:東京都文京区本駒込2-8-28 文京グリーンコートオフィス13階 独立行政法人情報処理推進機構 会議室B

4.公募の詳細

公募要領・応募書類ほか公募に関する詳細情報

独立行政法人情報処理推進機構ホームページ

未踏ターゲット公募ページ外部リンク

2019年度未踏ターゲット事業公募概要外部リンク

(参考)未踏事業について

  • IPAでは、ITを駆使してイノベーションを創出することのできる独創的なアイデアと技術を有するとともに、これらを活用していく能力を有する優れた個人(ITクリエータ)を発掘・育成するため、平成12年度から未踏事業(「未踏IT人材発掘・育成事業」)を実施してきました。

  • 未踏事業では、産学界の第一線で活躍する優れた能力と実績を持つプロジェクトマネージャーが、目利きとして可能性のある個人を発掘・採用し、独創的な開発の支援をしていくことを特徴としています。

  • 詳細はこちらのIPAのWebサイト(未踏事業ポータルページ外部リンク)をご覧ください。

担当

商務情報政策局 情報技術利用促進課長 中野
担当者:守谷、古川、立石
電話:03-3501-1511(内線 3971~6)
03-3501-2646(直通)