平成31年4月5日
農林水産省


岐阜県は、山県市の養豚農場で発生した豚コレラに関し、4月6日(土曜日)24時(4月7日(日曜日)午前0時)をもって、発生農場の半径3km以内で設定している移動制限区域を解除します。
なお、本件は岐阜県においてもプレスリリースを行っております。

1.経緯及び今後の予定

  • (1)平成31年3月7日、岐阜県は、岐阜県山県市の養豚農場において豚コレラが発生したことを受け、家畜伝染病予防法に基づき、移動制限区域(発生施設の半径3km以内の区域。対象農場2戸)及び搬出制限区域(発生施設の半径3kmから10kmまでの区域。対象農場5戸)を設定しました。
  • (2)3月9日までに、当該施設で飼養されている豚の殺処分及びその死体の埋却、汚染物品の処理及び畜舎の消毒を完了し、当該施設における防疫措置を完了しました。
  • (3)発生農場における防疫措置完了から28日が経過することから、岐阜県は4月6日(土曜日)24時(4月7日(日曜日)午前0時)をもって、発生施設の半径3km以内で設定している移動制限区域を解除します。(同農場で設定されていた搬出制限区域については、3月27日24時(3月28日午前0時)に解除されています。)
  • (4)岐阜県においては、豚・いのししを飼養する農場における衛生管理を徹底し、豚コレラウイルスの侵入防止に取り組んでいます。また、豚コレラウイルスの感染が続いている地域での野生いのししの捕獲や検査を行うとともに、防護柵の設置、道路や登山口等における消毒の実施等により本病の拡散防止に努めていくこととしています。

2.その他

  • (1)豚コレラは、豚・いのししの病気であり、人に感染することはありません。食品安全委員会の見解によれば、仮に豚コレラにかかった豚やいのししの肉等を食べても人体に影響はないとされており、正確な情報に基づいて冷静に対応していただくようお願いいたします。
    (参考)食品安全委員会ホームページ
       http://www.fsc.go.jp/sonota/csf/(外部リンク)
  • (2)現場での取材は、本病のまん延を引き起こすおそれがあること、農家の方のプライバシーを侵害しかねないことから、厳に慎むよう御協力をお願いいたします。 今後とも、迅速で正確な情報提供に努めますので、生産者等の関係者や消費者は根拠のない噂などにより混乱することがないよう、御協力をお願いいたします。  

3.参考

平成31年3月7日付けプレスリリース「岐阜県における豚コレラの疑似患畜の確認(国内11例目)について」
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/190307.html
平成31年3月28日付けプレスリリース「岐阜県で発生した豚コレラ(国内11例目)に係る搬出制限区域解除について」
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/190328_7.html

お問合せ先

消費・安全局動物衛生課

担当者:山野、山木
代表:03-3502-8111(内線4581)
ダイヤルイン:03-3502-5994
FAX番号:03-3502-3385