平成31年3月29日
農林水産省


農林水産省は、食料の安定供給に係るリスク分析・評価を毎年度実施しています。平成30(2018)年度も分析・評価を実施し、結果を取りまとめましたので公表します。

1.概要

農林水産省では、不測の事態に備え、食料の安定的な供給に関するリスクの影響を定期的に分析・評価しています。平成30(2018)年度は、国内の自然災害により食料の安定供給が停滞するリスクについて、中長期的な観点から重点的に分析・評価し、リスクを回避・低減するための対応策の実施状況を評価しました。また、気候変動など、国内外における様々なリスクについて、総合的に分析・評価を実施しました。

2.評価結果の概要

重点分析

国内の自然災害により食料供給が停滞するリスクについて、顕在化を防止するための対応策が概ね実施されている。他方で、営農施設の損傷、電気・ガス・水道の停止、家庭備蓄の欠如など、対応策が十分ではないと考えられるリスク因子も存在しており、今後新たな対応策に取り組む又は対応策の強化を図る必要がある。

総合分析

国内外の様々なリスクについて、発生頻度・影響度等に極端な変化は見られず、各リスクの回避・低減策が概ね実施されている。他方で、将来悪化する可能性が高いリスクや、近年国際情勢の変化に伴い出現したリスクも存在することから、これらのリスクに対する重点的な監視と、対応策の定期的な検証を実施していく必要がある。

<添付資料>
食料の安定供給に係るリスク分析・評価の結果(PDF : 536KB)

お問合せ先

大臣官房政策課食料安全保障室

担当者:渕上、杉村
代表:03-3502-8111(内線3804)
ダイヤルイン:03-6744-2368
FAX番号:03-6744-2396

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