1.  本28日,午後0時頃から約1時間,河野太郎外務大臣は,外務省賓客として訪日中のオスマン・サレー・エリトリア国外務大臣(H.E. Mr. Osman Saleh, Minister of Foreign Affairs of the State of Eritrea)と外相会談及びワーキングランチを行ったところ,概要は以下のとおりです。

    1 冒頭,河野大臣から,オスマン外務大臣の訪日を歓迎した上で,日本は,昨年7月にエリトリアとエチオピアが20年ぶりに外交関係を再開したことを歓迎する旨述べました。また,本年8月に第7回アフリカ開発会議(TICAD7)を開催する日本としては,アフリカの角地域はアフリカの平和と安定のための最大の課題の一つと認識しており,アフリカの角地域及び地域間開発機構(IGAD)と共に日本が平和を後押ししている南スーダンを引き続き支援していく旨述べました。

    2 これに対し,オスマン外務大臣から,エリトリアやアフリカの角地域の平和と安定に対する日本の貢献に謝意と期待が表明されました。

    3 両大臣は,両国間の協力関係を一層強化することやTICAD7の成功に向けて協力することを確認しました。

    4 この他,両大臣は,北朝鮮情勢安保理改革等の国際場裡における諸課題についても意見交換を行いました。