報道発表資料
平成31年3月28日
 在留資格「特定技能」に関し,ミャンマーとの間で悪質な仲介事業者の排除等を目的とする協力覚書を交換しました。

1 経緯・背景

 法務省では,本年4月からの特定技能制度の開始に向け,関係省庁とともに,外国人材の送出しが想定される国との間で,悪質な仲介事業者の排除等を目的とする協力覚書(Memorandum of Cooperation, MOC)の作成に向けた協議を進めてきました。
 そして,本年3月28日,ミャンマーとの間で,協力覚書の署名・交換を行いました。

2 MOC概要

 日本国法務省,外務省,厚生労働省及び警察庁は,ミャンマー労働・入国管理・人口省と協力し,以下の事項等を通じて,特定技能における悪質な仲介事業者の排除に努め,ミャンマーからの有為な人材の円滑かつ適正な送出し・受入れを促進していきます。

・仲介事業者等による保証金の徴収,違約金の定め及び人権侵害行為等の情報を含む,円滑かつ適正な送出し・受入れに資する情報の共有
・本制度の適正な運用に向けて改善が必要となる問題の是正のための協議の実施