平成31年3月27日、安倍総理は、国会内で会見を行いました。

 総理は、平成31年度予算について次のように述べました。

「最大の景気対策は予算の早期成立であると、こう申し上げてきましたが、お陰様で年度内に無事予算を成立させることができました。予算の早期執行に全力を挙げていきたいと、こう考えております。世界経済が不透明感を増す中にあって、まず予算の早期執行、そして2兆円の消費税対策によって経済運営に万全を期してまいりたいと考えております。
 そしてこの予算は、地方行政力の強化、そして農林漁業支援といった地方創生を更に強化していくための予算であります。そして今回の予算の成立によって、10月から幼児教育、そして保育の無償化を実現することができます。また、高齢者の皆さんの年金額の増額、さらには介護保険料の減額等を進めていくことになります。そのことによって社会保障制度を全世代型の社会保障へ変えていく。そのための歩みを大きく一歩進める予算となると考えています。
 また後半国会におきましては、幼児教育の無償化、あるいは高等教育の無償化を実現するための法案、そして児童虐待防止のための法案審議をいただき、成立を目指していきたいと、こう考えています。」

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