平成31年3月27日
農林水産省


農林水産省は、「食料・農業・農村政策審議会 食糧部会(3月27日開催)」の審議を踏まえて、平成31年度の「麦の需給に関する見通し」を策定しました。

概要

「主要食糧の需給及び価格の安定に関する法律(平成6年法律第113号)」第41条に基づき、農林水産大臣は、麦の需給及び価格の安定を図るため、毎年3月31日までに、麦の需要量、生産量、輸入量、備蓄数量等に関する事項を内容とする「麦の需給に関する見通し」を定めることとなっています。
本日、「食料・農業・農村政策審議会 食糧部会」の審議を経て、平成31年度の「麦の需給に関する見通し」を策定しました。

平成31年度「麦の需給に関する見通し」のポイント

食糧用小麦

1.総需要量は、過去7か年の平均総需要量である579万トンと見通します。
2.国内産小麦の流通量は、平成31年産の作付予定面積等から推計し、74万トンと見通します。
3.米粉用米の流通量は、供給量の見通しや、年度内出回り比率等を考慮し、4万トンと見通します。
4.外国産小麦の需要量は、総需要量から国内産小麦及び米粉用米の流通量を差し引いた502万トンと見通します。
5.備蓄数量は、外国産小麦の需要量の2.3ヶ月分の96万トンとします。
6.輸入量は、外国産小麦の需要量に備蓄数量の増減分を加えた504万トンと見通します。

食糧用大麦及びはだか麦

1.総需要量は、過去7か年の平均総需要量に、近年のはだか麦の輸入量の増加を勘案し、36万トンと見通します。
2.国内産大麦及びはだか麦の流通量は、平成31年産の作付予定面積等から推計し、10万トンと見通します。
3.輸入量は、総需要量から国内産大麦及びはだか麦の流通量を差し引いた26万トンと見通します。

政府が行う飼料用小麦及び大麦の輸入については、別途、「飼料需給安定法(昭和27年法律第356号)」第3条に基づき農林水産大臣が定める飼料需給計画に基づき行います。

(参考)
「平成31年度 飼料需給計画」
http://www.maff.go.jp/j/press/seisan/ryutu_siryo/190315.html
「麦の需給に関する見通し」は当省ホームページにも掲載しております。
http://www.maff.go.jp/j/seisan/boueki/mugi_zyukyuu/index.html

<添付資料>
麦の需給に関する見通し(PDF : 576KB)
麦の参考資料
 :分割版その1(PDF : 1,258KB)
 :分割版その2(PDF : 1,625KB)
 :分割版その3(PDF : 1,479KB)
麦の参考統計表(PDF : 1,945KB)

お問合せ先

政策統括官付貿易業務課

担当者:伊藤、杉谷
代表:03-3502-8111(内線5012)
ダイヤルイン:03-6744-1253
FAX番号:03-6744-1390

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。

Get Adobe Reader