1. 1 3月20日から,モスクワにおいて,ロシア連邦の200海里水域における日本国の漁船によるロシア系さけ・ますの2019年における漁獲に関する日ロ政府間協議(日ロさけ・ます政府間協議)が開催され,22日,妥結しました。

    2 協議の結果

    (1)今回の協議には,日本側から,保科正樹水産庁増殖推進部長(政府代表)をはじめ,外務省,水産庁,北海道庁及び関係団体の関係者が,ロシア側から,ピョートル・サフチュク連邦漁業庁副長官(政府代表)(Mr. Petr SAVCHUK, Deputy Head of Federal Agency for Fisheries)をはじめ,連邦漁業庁,連邦保安庁国境警備局及び関係団体の関係者が出席しました。

    (2)今回の会議では,ロシア連邦の200海里水域内における2019年の我が国漁船によるロシア系さけ・ますの漁獲量等について以下のとおりとすることで一致しました。

    • ア 漁獲割当量:  合計95 .0トン(前年 95.0トン)
    • 内訳  べにざけ  30 .0トン(前年 25.0トン)
      しろざけ  30 .0トン(前年 25.0トン)
      からふとます  32 .0トン(前年 40.0トン)
      ますのすけ  3 .0トン(前年 2.0トン)
    • イ 操業隻数 :1隻(前年1隻)
    • ウ 漁法   :曳き網
    • エ 入漁料  :約2,432万円(前年約2,357万円)
    • オ 操業期間 :平成31年6月1日から7月31日までの期間のうち,30日間(前年は6月15日から7月15日まで)