1.  本23日,午後2時00分から約40分間,山田賢司外務大臣政務官は,第5回国際女性会議(WAW!/W20)出席のため訪日中のエカテリナ・ザハリエヴァ・ブルガリア共和国司法改革担当副首相兼外務大臣(Ms. Ekaterina ZAHARIEVA, Deputy Prime Minister for Judicial Reform and Minister of Foreign Affairs of the Republic of Bulgaria)と会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

    1 冒頭,山田政務官から,日・ブルガリア「3つの周年」の節目の年にザハリエヴァ大臣をお迎えでき嬉しい,今回署名する外務省間協力文書の下,重要なパートナーであるブルガリアと二国間協力を推進させ,共に国際社会の課題に取り組んでいきたい旨述べました。これに対し,ザハリエヴァ大臣から,安倍総理大臣とボリソフ首相の会談以降,様々な分野で交流が進展している,しかし観光,経済分野など,さらに交流を拡大させる余地があり,積極的に協力していきたい旨述べました。

    2 両者は,昨年1月の安倍総理大臣のブルガリア訪問の際に発表した「西バルカン協力イニシアティブ」の下, 防災や中小企業の分野で日・ブルガリア協力が進展していることを確認し,今後も具体的協力を継続していくことで一致しました。

    3 両者は,二国間関係の他,西バルカン情勢や北朝鮮情勢等の地域情勢についても意見交換を行い,協力を深化させることを確認しました。

    4 また,会談後,日本・ブルガリア外務省間協力文書の署名式が行われました。

    [参考]日・ブルガリア「3つの周年」
     2019年は,交流開始110周年,外交関係開始80周年,外交関係再開60周年の「3つの周年」が重なる年。