平成31年3月13日、安倍総理は、総理大臣官邸で平成30年度ふるさとづくり大賞・ふるさとイベント大賞内閣総理大臣賞表彰式に出席しました。

 総理は、挨拶で次のように述べました。

「この度内閣総理大臣賞を受賞された豊重(とよしげ)哲郎様、与那原大綱曳(よなばるおおづなひき)まつり運営委員会の皆様に、心からお祝いを申し上げます。
 まず、豊重様におかれては、鹿児島県鹿屋(かのや)市の柳谷集落、通称やねだんにおいて、23年間にわたり、行政に頼らない村興しを掲げて、オリジナル焼酎の開発を成功させたほか、やねだん故郷(ふるさと)創世塾を主宰され、今や1,000人を超える卒業生が全国で活躍されていると伺いました。
 沖縄県与那原町の皆様におかれては、440年余りの歴史を持つ大綱曳の継承に尽くされています。綱を曳く綱武士(ちなむし)だけでなく、大綱を担ぎ、ガーエーで気勢を上げながら会場まで練り歩く道ジュネーは、竜神が天に舞い上がるかのようです。
 そして、町内の小学生は稲わら作り、中学生はメーモーイや金鼓隊、園児は踊りと、町を挙げて応援すると聞きました。私も機会があれば、拝見したいものです。
 皆様の活動は、ふるさとを愛する気持ちにあふれた、素晴らしいものと感じました。ふるさとを愛する気持ちを育み、誇りあるふるさとをつくる、この精神こそ、魅力ある地方を創生する力の源泉です。
 政府としては、引き続き、ふるさとづくりを力強く後押ししてまいりますので、皆様方にも、なお一層御活躍いただきますことを御期待申し上げまして、お祝いの御挨拶とさせていただきます。おめでとうございました。」

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