平成31年3月15日
農林水産省

農林水産省は、「水稲の作柄に関する委員会(平成30年度第3回)」(平成31年3月14日開催)の意見を踏まえ、平成31年産水稲の全国、都道府県別の10a当たり平年収量を決定しました。
なお、平成31年産水稲の作柄表示地帯別の10a当たり平年収量については、6月末頃を目途に決定します。

1.概要

(1)ふるい目幅1.70ミリにおける平成31年産水稲の全国の10a当たり平年収量は、前年産より1kg増加の533kgとなりました。

(2)ふるい目幅1.70ミリにおける都道府県別の10a当たり平年収量は、青森県、岩手県、宮城県、福島県、群馬県、千葉県、新潟県、富山県、和歌山県、広島県、長崎県が前年産に比べ引上げとなりました。

2.水稲の10a当たり平年収量とは

(1)水稲の栽培を開始する以前に、その年の気象の推移、被害の発生状況等を平年並みとみなし、実収量のすう勢を基にして作成されたその年に予想される10a当たり収量をいい、作柄の良否を表す作況指数の基準となっています。

(2)全国統一の基準として、「1.70ミリのふるい目幅」で選別された玄米を基に算出した10a当たり平年収量に加えて、平成27年産より生産現場における米の生産・流通実態を踏まえた「各農業地域において9割以上の農家等が使用しているふるい目幅(北海道、東北、北陸は1.85ミリ、関東・東山、東海、近畿、中国、九州は1.80ミリ、四国、沖縄は1.75ミリ)」で選別された玄米を基に算出した農家等が使用しているふるい目幅10a当たり平年収量を公表しております。

3.水稲の10a当たり平年収量の主な利活用

農作物共済事業における共済基準単収の算定
水田活用の直接支払交付金の交付単価の算定

(参考)
平成31年3月5日付けプレスリリース「水稲の作柄に関する委員会(平成30年度第3回)」の開催及び一般傍聴について
http://www.maff.go.jp/j/press/tokei/seiryu/190305.html

<添付資料>
平成31年産水稲の全国、都道府県別の10a当たり平年収量(PDF : 100KB)

お問合せ先

大臣官房統計部生産流通消費統計課

担当者:解析班 北村、成田
代表:03-3502-8111(内線3683)
ダイヤルイン:03-3502-5670
FAX番号:03-5511-8771

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