1.  冒頭,鈴木政務官から,貿易・投資・観光をはじめとする様々な分野において日ASEAN関係が発展していることに言及しつつ,日本アセアンセンターの更なる貢献に期待を表明し,歓迎の挨拶を行いました。
    2.  続けて,同センター理事会の議長を務めるラッサミー・ケオマニー・ラオス外務省ASEAN局長から,ASEAN各国理事を代表し,歓迎レセプションの開催に謝意を表しつつ,幅広い分野における日ASEAN間の更なる発展に向け,協力を進めていくことが重要である旨述べました。
    3.  続いて,河野太郎外務大臣から,センターには引き続き改革すべき点がある点を指摘した上で,環境,人材育成等,幅広い分野において日ASEAN関係の発展に資する機関としてセンターが役割を果たしていくことへの期待を表明しました。

     [参考1]日本アセアンセンター
     1981年に,当時の東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国(原加盟国:インドネシア,マレーシア,フィリピン,シンガポール,タイ)政府および日本政府が「東南アジア諸国連合貿易投資観光促進センター設立協定」に署名して設立された国際機関。その後,ブルネイ(1990),ベトナム(1998),カンボジア(2001),ラオス(2002),ミャンマー(2006)が加盟。ASEAN諸国から日本への輸出の促進,日本とASEAN諸国間の直接投資の促進,観光の促進,人物交流の拡充を行っている。

     [参考2]理事会
     加盟国政府により任命される11人の理事によって構成される,日本アセアンセンターの最高意思決定機関。年間事業計画及び予算の承認,事務総長の任命などを行う。本年は,3月15日に第38回年次理事会が開催される予定。