2019年3月12日

平成31年3月9日(土曜日)に、熊本県内でガス漏えい火災事故(人的被害なし)が発生しました。

1.事故の概要

平成31年3月9日(土曜日)に、熊本県内でガス漏えい火災事故が発生しました。これを受け、ガス事業法に基づき、同月10日、西部瓦斯株式会社(法人番号:6290001014048)から九州産業保安監督部に事故の報告がありました。詳しい事故の状況は以下のとおりです。
また、同様の情報を本日、産業保安のホームページに掲載しますので併せてお知らせします。

事故発生日時:平成31年3月9日(土曜日) 午後8時00分頃
事故発生場所:熊本県
人的被害:なし
物的被害:業務用炊飯器の焼損
事故概要:飲食店において業務用炊飯器を焼損するガス漏えい火災事故が発生しました。
原因は、業務用炊飯器に接続する接続具(強化ホース)から何らかの要因でガスが漏えいし、使用中であった別の業務用炊飯器の火に着火したものと推測されますが、現在詳細を西部瓦斯株式会社が調査中です。

供給事業者:ガス小売事業者
ガス種:13A
機器分類:強化ホース

参考情報

製造者:調査中
型式:調査中
製造年月:調査中 

2.注意喚起について

  • ガス臭いと感じたら、すぐガス事業者(ガス導管事業者)へ連絡してください。
    • 使用中の火気は全部消してください。
    • 火気は絶対に使用しないでください。
    • 着火源となる換気扇、電灯等のスイッチに絶対に手を触れないでください。
    • 窓や戸を大きく開けてください。
    • ガス栓やメーターガス栓を閉めてください。
  • ガス機器を使用中に異常を感じた場合は、すぐにガス事業者またはガス機器メーカーへ連絡してください。
  • 「ガス漏れ」及び「不完全燃焼によって発生した一酸化炭素」を検知できる警報器(ガス・CO警報器)の設置をおすすめします。
    • 「ガス漏れ」及び「不完全燃焼によって発生した一酸化炭素」を検知すると、ランプと音声でお知らせします。
    • ガスの種類によっては、ガス警報器とCO警報器をそれぞれ設置する必要があります。
  • 経済産業省のHPにガス事故防止のためのパンフレット等を掲載しております。是非ご覧ください。

担当

産業保安グループ ガス安全室長 田村
担当者:石津、岡田
電話:03-3501-1511 (内線 4931~7)
03-3501-4032 (直通)