1. 1 2月19日から26日まで,ASEAN10か国(ブルネイ,カンボジア,インドネシア,ラオス,マレーシア,ミャンマー,フィリピン,シンガポール,タイ,ベトナム)及び東ティモールから,「日ASEAN学生会議」に参加する大学生132名が訪日します。

    2 同会議は,日本と参加国の大学生らが「持続可能な世界の実現のためにアジア諸国の青年ができること」を共通のテーマとして,6つの課題別によるグループに分かれて,それぞれの課題に関連した講義の聴講,関連施設の視察,関係者との意見交換,ワークショップ等を行い,帰国前に,東京での報告会において成果として「行動宣言」を発表します。また,地方訪問時には農家への訪問や地元の高校生との青少年交流も行われます。2月25日には,外務省への表敬訪問が予定されています。

    3 このプログラムを通して,将来を担う参加国の青少年が各課題に関する日本と各国の現状を共有し,問題解決に向けて意見交換を行うことで,自身の能力や可能性に気づき,社会貢献の意識を醸成すること,日本と参加国間の相互理解と参加者同士の友好を深めるとともに,日本的な価値を理解してもらい,参加者一人一人が各国において訪日経験で学んだ日本の魅力の積極的な発信者となることが期待されます。

    [参考1]対日理解促進交流プログラム「JENESYS2018」
     日本とアジア大洋州の各国・地域との間で,対外発信力を有し将来を担う人材を招へい・派遣し,政治,経済,社会,文化,歴史,外交政策等に関する対日理解の促進を図るとともに,親日派・知日派を発掘し,日本の外交姿勢や魅力等について被招へい者・被派遣者自ら積極的に発信してもらうことで対外発信を強化し,我が国の外交基盤を拡充することを目指している。

    [参考2]事業実施団体

    [参考3]6つの課題
     「農業」「エネルギー」「防災とまちづくり」「健康」「ジェンダー」「高齢者」