2019年2月4日

平成31年1月31日発表の石油統計速報(平成30年12月分)において、統計システムの不具合により、一部のデータが反映されていなかったため、以下のとおり訂正し、お知らせいたします。

概要

平成31年1月31日に公表した石油統計速報(平成30年12月分)について、統計システムの不具合により、一部の事業所データを反映していない状態で公表していたため、速報値の一部を修正します。主な修正部分は以下のとおりです。

項目
3.燃料油の輸入、輸出 輸入324万kl、前年同月比99.8%
4ヶ月ぶりに前年を下回った
輸出292万kl、前年同月比93.2%
輸入331万kl、前年同月比102.0%
4ヶ月連続で前年を上回った
輸出295万kl、前年同月比93.9
4.燃料油の国内販売 1643万kl、前年同月比94.6% 1640万kl、前年同月比94.5%
5.燃料油の在庫   1007万kl、前年同月比111.3%
ナフサ、灯油、軽油、A重油及びB・C重油は前年同月を上回った

ガソリン及びジェット燃料油は前年同月を下回った

1018万kl、前年同月比112.5%
ガソリン、ナフサ、灯油、軽油、A重油及びB・C重油は前年同月を上回った

ジェット燃料油は前年同月を下回った

今回のシステムの不具合は、統計のため個別事業所から提出されたデータの集計作業を行う委託事業者((株)サーベイリサーチセンター)において、集計システムに入力したデータの一部が、統計データに反映されなかったことによるものです。

なお、当該修正部分については、他の統計が引用していないため、今回の一部修正による他の統計への影響はありません。

また、本統計の調査対象者により構成される石油連盟や全国石油商業組合等からは、「本統計は、速報だけではなく、確報や年報も含め、市場全体の需給に係る傾向を確認するために用いているため、今回の速報修正が、企業活動に与える影響は軽微である」との見解をいただいています。

今回の事案を踏まえ、システム上の不具合を初めて確認した平成29年4月以降の約2年分の全てのデータについて確認したところ、誤りは確認されていません。それ以前については、システム上の不具合は生じておらず、また、確報値の公表の際に、速報値のデータの件数や数字についての照合を行っているため、同様の誤りは確認されていません。

今後、このような事態が生じないよう、再発防止に努めてまいります。

〇添付資料
石油統計速報 平成30年12月分
・5.需給概要
・付:平成30年・石油製品需給概要(速報)
に係る正誤表

担当

資源エネルギー庁資源・燃料部政策課長 和久田 肇
担当者: 大江
電話:03-3501-1511(内線 4631~6)
03-3501-2773(直通)