平成31年1月25日
農林水産省


岐阜県は、関市の養豚農場で発生した豚コレラに関し、本日24時(1月26日(土曜日)午前0時)をもって、6例目の発生施設の半径3km以内で設定している移動制限区域を解除します。
なお、本件は岐阜県においてもプレスリリースを行っております。

1.経緯及び今後の予定

  • (1)平成30年12月25日、岐阜県は、岐阜県関市の養豚農場において豚コレラが発生したことを受け、家畜伝染病予防法に基づき、移動制限区域(発生施設の半径3km以内の区域。対象農場2戸)及び搬出制限区域(発生施設の半径3kmから10kmまでの区域。対象農場1戸)を設定しました。
  • (2)12月28日までに、当該施設で飼養されている豚の殺処分及びその死体の埋却、汚染物品の処理及び畜舎の消毒を完了し、当該施設における防疫措置を完了しました。
  • (3)岐阜県は、特定家畜伝染病防疫指針に基づき、発生施設の防疫措置が完了した12月28日から28日が経過することから、本日24時(平成31年1月26日(土曜日)午前0時)をもって、発生施設の半径3km以内で設定している移動制限区域を解除します。(同施設で設定されていた搬出制限区域については、1月15日24時(1月16日午前0時)に解除されています。)
  • (4)今回の解除により、豚・いのししを飼養する農場に対する制限は全て解除されます。
  • (5)岐阜県においては、豚・いのししを飼養する農場における衛生管理を徹底し、豚コレラウイルスの侵入防止を図ることとしています。また、豚コレラウイルスの感染が続いている野生いのししの捕獲や検査を行うとともに、防護柵の設置等により本病の拡散防止に努めていくこととしています。

2.その他

  • (1)豚コレラは、豚・いのししの病気であり、人に感染することはありません。食品安全委員会の見解によれば、仮に豚コレラにかかった豚やいのししの肉等を食べても人体に影響はないとされており、正確な情報に基づいて冷静に対応していただくようお願いいたします。
    (参考)食品安全委員会ホームページ
    http://www.fsc.go.jp/sonota/csf/(外部リンク)
  • (2)現場での取材は、農家の方のプライバシーを侵害しかねないことから、厳に慎むよう御協力をお願いいたします。 今後とも、迅速で正確な情報提供に努めますので、生産者等の関係者や消費者は根拠のない噂などにより混乱することがないよう、御協力をお願いいたします。  

3.参考

平成30年12月25日付けプレスリリース「岐阜県における豚コレラの疑似患畜の確認(6例目)について」
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/181225.html
平成31年1月15日付けプレスリリース「岐阜県で発生した豚コレラ(6例目)に係る搬出制限区域の解除について」
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/190115.html

お問合せ先

消費・安全局動物衛生課

担当者:山野、山木
代表:03-3502-8111(内線4582)
ダイヤルイン:03-3502-8292
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