2019年1月23日

特許庁

特許庁が実施している「平成30年度制度改正説明会(意匠)」業務において、参加申込者の個人情報(メールアドレス)が、業務請負先である株式会社オーエムシーより流出しました。特許庁は、1月21日(月曜日)に関係者からのお問合せを受け、同日、株式会社オーエムシーに対し事実関係の確認を行うとともに、所要の指示を行いました。このような事態は極めて遺憾であり、関係者に深くお詫び申し上げます。

また、特許庁としては、同様の事態が起きないよう、情報管理について周知徹底を図ります。

【経緯と概要】

  1. 特許庁は、「平成30年度制度改正説明会(意匠)」実施のため、株式会社オーエムシーと請負契約を締結しました。

  2. 東京会場における説明会の実施のため、1月18日(金曜日)に株式会社オーエムシーは、参加申込者の一部に対しリマインドのメールを送信しました。

  3. 1月21日(月曜日)にメールを受信した方から特許庁に、メールの宛先欄に複数のメールアドレスがみられるとのお問合せがありました。特許庁が、直ちに同社に事実関係を確認したところ、上記メールの送信時に、本来BCCで送信すべきところを、メールの宛先欄に参加申込者のメールアドレス849件を挿入して送信していたことが判明しました。このことにより、申込者のメールアドレスが、他の申込者からみられることになりました。

  4. 特許庁は株式会社オーエムシーに対し、メールを送信した申込者全員へ速やかな謝罪を行うとともに当該メールの削除を依頼することを指示しました。また、徹底した原因究明と再発防止策を特許庁に報告することを指示しました。今後、このような事態が生じないよう、管理を徹底してまいります。

  5. また、他の委託や請負事業についても、同様の事態が起きないように、関係職員に周知徹底を図ります。

担当

特許庁 審査第一部 意匠課長 油科
担当者:下村、本澤
電話:03-3581-1101(内線 2901)
(直通)03-3580-6920