1.  本22日,午後3時20分から約20分間,辻清人外務大臣政務官は,戦略的実務者招へいにより訪日中のマリー・アリス・ヘイワード国際原子力機関(IAEA)事務次長(Ms. Mary Alice Hayward, Deputy Director General of the International Atomic Energy Agency)の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。

    1 冒頭,辻政務官から,訪日を歓迎するとともに,今回の訪日が日本の原子力の平和的利用の取組について理解を深める機会となることを期待する旨述べました。

    2 辻政務官から,日本とIAEAの協力強化に向けて,IAEAにおける日本人職員の増強及び予算執行の透明性の向上が重要であり,これに向けて,引き続き緊密に連携していきたい旨述べました。加えて,辻政務官から,ヘイワード事務次長が今回の訪日で日本の大学,研究機関,企業を訪問するなど,日本とIAEAとの連携の強化に努めていることに対し,謝意の表明がありました。

    3 ヘイワード事務次長からは,我が国の招へいに謝辞を述べつつ,日本はIAEAの活動に重要な貢献をしており,日本とIAEAの更なる協力強化に向けて,今回の訪問を通じて相互の理解を深めていきたい旨述べました。

    [参考]ヘイワードIAEA事務次長の訪日
     ヘイワード事務次長は,1月20日から26日まで,外務省の戦略的実務者招へい事業により,訪日。同事務次長は,日本国内のIAEAに対する理解の増進と日本とIAEAの協力強化に向け,我が国の研究機関や大学,企業等を訪問し,各所における講演や懇談を行う予定。