1. 1 本22日,二国間クレジット制度(JCM)のパートナー国であるラオスとの間で,JCMプロジェクト「ラオス省エネルギーデータセンター(LEED)実証事業」からクレジットが発行されました。本実証事業は温室効果ガスの排出削減を実現するためのプロジェクトであり,発行されたクレジットは合計207トンです。

    2 今後も,優れた低炭素技術による世界全体の温室効果ガスの排出削減を実現するため,JCMを推進していきます。

    [参考1]二国間クレジット制度(JCM)
     二国間クレジット制度は,日本から途上国への温室効果ガス削減技術,製品,システム,サービス,インフラ等の普及を通じて,実現した温室効果ガス排出削減・吸収への日本の貢献を定量的に評価するとともに,日本の排出削減目標の達成に活用するもの。二国間クレジット制度の構築は,これまでモンゴル,バングラデシュ,エチオピア,ケニア,モルディブ,ベトナム,ラオス,インドネシア,コスタリカ,パラオ,カンボジア,メキシコ,サウジアラビア,チリ,ミャンマー,タイ及びフィリピンの17か国との間で行われている。ラオスとは,2013年8月に二国間文書の署名を行った

    [参考2]ラオス省エネルギーデータセンター(LEED)実証事業
     ラオス初の高品質・省エネ型データセンター整備に際し,日本国内でコンテナ型のデータセンターを設計・実装し,ラオス科学技術省(MOST)に導入し,省エネ性能を実証するもの。温室効果ガス削減量の計測・報告・検証(MRV)を実施し,温室効果ガス削減活動を促進する新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のJCM実証事業。