平成31年1月22日
農林水産省

農林水産省及び環境省は、遺伝子組換え生物の第一種使用規程の承認申請があった5件について学識経験者から意見を聴取するため、平成31年2月1日(金曜日)に「平成30年度第2回生物多様性影響評価検討会総合検討会」を開催します。
本検討会は公開です。ただし、カメラ撮影は冒頭のみ可能です。

1.概要

我が国での遺伝子組換え生物の栽培や飼育等に当たっては、「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律(平成15年法律第97号。以下「カルタヘナ法」という。)」に基づき、我が国の野生動植物への生物多様性影響が生じるおそれがないか評価を行っています。
今回、農林水産省及び環境省に対し申請された5件の第一種使用規程について、農作物分科会において専門的な見地から検討を行った結果について、幅広い視点から総合的な検討を行うため、総合検討会を開催し、学識経験者から意見を聴取します。
これまでの当検討会の議事概要については、次のURLで御覧になれます。
また、今回の会議資料及び議事概要は会議終了後に同URLで公開いたします。
URL:http://www.affrc.maff.go.jp/docs/commitee/diversity/top.htm

 ※カルタヘナ法に規定する第一種使用規程について
カルタヘナ法においては、遺伝子組換え生物の栽培や飼育等を行う者が、環境中への拡散を防止せずに栽培や飼育等を行う場合(第一種使用等)には、その栽培や飼育等に関する規程(第一種使用規程)を定め、これを農林水産省及び環境省に申請し、承認を受ける必要があるとされています。第一種使用規程の承認申請があった場合には、農林水産省及び環境省は、それらの遺伝子組換え生物を第一種使用規程に従って使用した場合の生物多様性影響に関し、専門の学識経験者から意見を聴く必要があります。

2.開催日時及び場所

日   時:平成31年2月1日(金曜日)13時30分~
会   場:農林水産省 本館6階 農林水産技術会議委員室(ドア番号本678)
所在地:東京都千代田区霞が関1-2-1

3.議題

(1)第一種使用規程の承認に係る申請書等の検討について
   [1]除草剤グリホサート誘発性雄性不稔並びに除草剤ジカンバ、グルホシネート、アリルオキシアルカノエート系及びグリ
           ホサート耐性トウモロコシ
        (改変 dmo, pat, ft_t, 改変 cp4 epsps, Zea mays subsp. mays (L.) Iltis)
        (MON87429, OECD UI: MON-87429-9)
  [2]収量増加及び除草剤グルホシネート耐性トウモロコシ
        (zmm28, pat, Zea mays subsp. mays (L.) Iltis)
        (DP202216, OECD UI: DP-202216-6)
  [3]コウチュウ目害虫抵抗性及び除草剤グルホシネート耐性トウモロコシ
       (DvSSJ1, ipd072Aa, pat, Zea mays subsp. mays (L.) Iltis)
       (DP23211, OECD UI: DP-023211-2)
  [4]コウチュウ目害虫抵抗性及び除草剤グルホシネート耐性トウモロコシ
       (DvSSJ1ipd072Aa, pat, Zea mays subsp. mays (L.) Iltis)
       (DP62151, OECD UI: DP-062151-8)
  [5]チョウ目害虫抵抗性並びに除草剤ジカンバ及びグリホサート耐性ダイズ
       (cry1A.105, 改変 cry2Ab2, 改変 cry1Ac, 改変 dmo, 改変 cp4 epsps, Glycine max (L.) Merr.)
       (MON87751×MON87701×MON87708×MON89788, OECD UI: MON-87751-7×MON-87701-2×MON-
         87708-9×MON-89788-1)並びに当該ダイズの分離系統に包含される組合せ(既に第一種使用規程の承認を受けた
         ものを除く。)

(2)その他

4.傍聴可能人数

10名程度(希望者多数の場合は抽選を行います。参加の可否については、1月29日(火曜日)までに御連絡いたします。)

5.傍聴申込要領

(1)申込方法
はがき、封書、FAX又はインターネットにて、以下のお申込み先に、「平成30年度第2回生物多様性影響評価検討会総合検討会」の傍聴を希望される旨、御氏名(フリガナ)、御連絡先(電話番号、FAX番号又はメールアドレス)、差し支えなければ勤務先・所属団体等の名称を明記の上、お申込みください。なお、電話でのお申込みは御遠慮ください。

<はがき、封書又はFAXによるお申込み先>
宛先:〒100-8950 東京都千代田区霞が関1-2-1
         農林水産省農林水産技術会議事務局
         研究企画課技術安全室技術安全企画評価班宛て
FAX:03-3507-8794

<インターネットによるお申込み先>
URL: https://www.contactus.maff.go.jp/affrc/form/seibutsu190201.html 
 
 ・車椅子の方、盲導犬、聴導犬又は介助犬をお連れの方、手話通訳等を希望される方は、その旨をお書き添えください。
また、介助の方がいらっしゃる場合は、その方の御氏名も併せてお書き添えください。
 ・複数名お申込みの場合も、お一人ずつお申込み願います。
 ・お申込みによって得られた個人情報は厳重に管理し、傍聴の可否等御本人への連絡を行う場合に限り利用させていただきます。
(2)申込締切
はがき、封書の方は平成31年1月29日(火曜日)必着、インターネット、FAXの方は同日17時00分までにご連絡願います。
(3)抽選の実施
申込者多数の場合は抽選を行います。傍聴の可否については、平成31年1月29日(火曜日)中に御連絡いたします。
(4)傍聴される皆様への留意事項
当検討会の傍聴に当たり、次の留意事項を遵守願います。これらが守られない場合は、傍聴をお断りすることがあります。
(ア)事務局の指定した場所以外の場所に立ち入らないこと。
(イ)携帯電話等の電源は必ず切って傍聴すること。
(ウ)傍聴中は静粛を旨とし、以下の行為を慎むこと。
 ・委員及び意見公述人の発言に対する賛否の表明又は拍手
 ・傍聴中の入退席(ただし、やむを得ない場合を除く。)
 ・会場においてのカメラ、ビデオカメラ、ICレコーダー、ワイヤレスマイク等の使用(報道関係者の方々を除く。)
 ・新聞、雑誌、その他議案に関連のない書籍類の読書
 ・飲酒及び喫煙
(エ)銃砲刀剣類その他の危険なものを議場に持ち込まないこと。
(オ)その他、座長等及び事務局職員の指示に従うこと。

6.報道関係者の皆様へ

報道関係者で取材を希望される方は、上記の「傍聴申込要領」に従い、取材を希望される旨を記載し、インターネット又はFAXによりお申込みください。
その場合、報道関係者である旨を必ず明記してください。
また、当日は受付で記者証等の身分証を提示していただきますので、あらかじめ御承知願います。

お問合せ先

農林水産技術会議事務局研究企画課技術安全室
担当者:技術安全企画評価班 古林、片井、森山
代表:03-3502-8111(内線5860)
ダイヤルイン:03-3502-7408
FAX番号:03-3507-8794

環境省自然環境局野生生物課外来生物対策室
担当者:八元、岡本
代表:03-3581-3351(内線6683)
ダイヤルイン:03-5521-8344

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