1.  1月16日及び17日,山田賢司外務大臣政務官は,セネガル共和国を訪問したところ,概要は以下のとおりです。

    1 サル・セネガル大統領への表敬

    (1)17日,山田政務官は,マッキー・サル・セネガル共和国大統領(H.E.Mr.Macky SALL, President of the Republic of Senegal)を表敬しました。

    (2) 山田政務官から,新興国国際会議の開催を始め地域の経済発展に向けた同国の取組を高く評価する旨述べるとともに,本年8月のTICAD7に向け引き続き連携していきたい旨述べました。

    (3)これに対し,サル大統領から,山田政務官をお迎えでき大変嬉しく思う旨,日本とは模範的な協力関係を築くことができている旨述べました。

    (4)また,双方は,経済協力を含む二国間関係,及び国連安保理改革拉致問題を含む北朝鮮情勢等の国際場裡における諸課題についても意見交換を行いました。

    2 第3回「アフリカ新興国国際会議」出席

     17日,山田政務官は,第3回「アフリカ新興国国際会議」に出席しました。同政務官は,全体会合1「新興の原動力としての民間セクター促進:国内主要企業と民間セクターの発展」でスピーチを行い,アフリカの持続的な発展に向けた日本のこれまでの取組に言及しつつ,アフリカの経済成長における民間セクターの役割を重視し,本年8月のTICAD7では政府と民間セクターの効果的な協力のあり方について議論が行われる予定である旨述べました。また,山田政務官は,ケイタ・マリ大統領,ジョヌ・セネガル首相,マハティール・マレーシア首相,シュタイナー・UNDP総裁等と立ち話を行いました。

    [参考]アフリカ新興国国際会議
     新興国入りを目指すアフリカ各国が国毎に定めている開発計画の効果的な実施に向け,域内,域外国及び国際機関からの経験・知見の共有を目的に2年毎に開催している国際会議。第1回(2015年),第2回(2017年)会議はコートジボワール・アビジャンにて開催。第3回目となる今回は「新興,民間セクター,包摂性」がテーマ。サル・セネガル大統領,ゴン=クリバリ・コートジボワール首相をはじめとするアフリカ諸国の要人,シンクタンク,国連,民間企業,国際NGO関係者等が出席。