1. 1 1月28日から29日まで,外務省は,エジプトのカイロにおいて,中東地域公館エネルギー・鉱物資源担当官会議を開催します。平成21年以来毎年東京で開催している「エネルギー・鉱物資源に関する在外公館戦略会議」に加え,平成29年から特定地域を対象とする会議を開催しており,今回が3回目となります。

    2 この会議には,高林宏樹外務省経済局経済安全保障課長を始め,中東地域8か国(アラブ首長国連邦,イラク,イラン,エジプト,オマーン,カタール,クウェート及びサウジアラビア)の各日本大使館のエネルギー・鉱物資源専門官及び担当官,日本貿易振興機構(JETRO),石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)並びに国際協力機構(JICA)が参加し,任国政府との関係構築や企業支援の実情等について意見交換を行い,中東地域における我が国のエネルギー・資源外交について議論する予定です。

    [参考1]エネルギー・鉱物資源に関する在外公館戦略会議
     近年の資源ナショナリズムの台頭等,資源をめぐる内外の厳しい情勢を踏まえ,情報収集・分析体制や関係省庁・機関間の連携等を強化すべく,平成21年度から,主要資源国の在外公館,関係省庁・機関,有識者,企業等を交えた「エネルギー・鉱物資源に関する在外公館戦略会議」を毎年東京にて開催。

    [参考2]エネルギー・鉱物資源専門官
     平成25年2月,在外公館を対象に「エネルギー・鉱物資源専門官」制度を発足。当該専門官は,資源関連情報を収集・集約するとともに,民間企業,関係機関等との連絡調整の窓口になるなど,エネルギー・鉱物資源の安定供給確保に向けた外交的取組の強化に従事。平成30年12月現在,計53か国,60公館に配置。

    [参考3]エネルギー・鉱物資源担当官会議