2019年1月18日

経済産業省は、衛星データプラットフォームの利用促進の一環として、第2回衛星データ分析コンテスト「Tellus Satellite Challenge」の参加募集を、1月18日より開始します。皆様の応募をお待ちしております。

1.趣旨

経済産業省では、衛星データを活用したビジネス創出を促進する観点から、今年度、「政府衛星データのオープン&フリー化及びデータ利用環境整備事業」を実施し、ユーザにとって使いやすい衛星データプラットフォーム「Tellus(テルース)」の開発を進めております。本事業の一環として、衛星データ利用の促進を図るとともに、衛星データを分析・活用できる人材を育成・発掘する観点から、このたび、「第2回衛星データ分析コンテスト「Tellus Satellite Challenge」を開催することを決定しました。

近年、宇宙由来のデータをビッグデータの一部として、様々なデータと組み合わせることにより、農業やインフラ管理、金融等の様々な分野における課題に対してソリューションを提供していくことが期待されています。

今回のコンテストでは、広域を観測可能な衛星データの特性を活かし、海洋状況把握の効率化を促進する観点から、「高分解能光学衛星データを用いた水域における船舶検出」をテーマといたします。具体的には、衛星画像データから船舶が静止しているかどうかの動きの判定や艀(本船と波止場の間を行き来して貨物等を運ぶ船舶)の識別を行うもので、優れた検出精度を備えたアルゴリズムについて、開発者を表彰するとともに、Tellusにて利用できる形で公開します。皆様からの積極的な応募をお待ちしております。

2.開催概要

  • テーマ:高分解能光学衛星データを用いた水域における船舶検出
  • 使用するデータ:「ASNARO-1画像(※)」 地上分解能:0.5m以下
    ※ASNARO1は、経済産業省の委託を受けて日本電気株式会社(NEC)が開発した0.5m以下の地上分解能を持つ高解像度光学センサを搭載した人工衛星。
  • 対象地域:お台場、川崎、横須賀、大阪、福岡
  • 参加費:無料
  • 実施期間:平成31年1月18日(金曜日)~2月14日(木曜日)
  • 懸賞
    • 1位 賞金100万円
    • 2位 賞金60万円
    • 3位 賞金40万円
  • 審査結果発表:平成31年2月下旬頃発表予定
  • 実施団体
    • (主催):経済産業省
    • (協賛):さくらインターネット(株)
    • (運営):(株)SIGNATE
  • 応募方法・評価方法:本コンテストの詳細な申し込み及び評価の方法は、以下(株)SIGNATEのウェブサイトをご覧ください。なお、申し込みには(株)SIGNATEの会員登録が必要です。

応募HP外部リンク
評価方法HP外部リンク

担当

経済産業省 製造産業局 宇宙産業室長 浅井
担当者:國澤、丸岡、中西
電話:03-3501-1511(内線 3844~6)
03-3501-0973(直通)