平成31年1月15日
農林水産省


岐阜県は、岐阜県関市の養豚農場で確認された豚コレラに関し、本日、発生農場の周辺にある農場について清浄性確認検査を実施し、全て陰性であることを確認しました。これを受け、岐阜県は、本日24時(1月16日(水曜日)午前0時)をもって、発生施設の半径3kmから10kmまでの区域で設定している搬出制限区域を解除します。
なお、本件は、岐阜県においてもプレスリリースを行っております。

1.経緯及び今後の予定

(1)平成30年12月25日、岐阜県は、岐阜県関市の養豚農場において豚コレラが発生した事を受け、家畜伝染病予防法に基づき、移動制限区域(発生施設の半径3km以内の区域。対象農場2戸)及び搬出制限区域(発生施設の半径3kmから10kmまでの区域。対象農場1戸)を設定しました。
(2)12月28日までに、当該農場で飼養されている豚の殺処分及びその死体の埋却、汚染物品の処理及び畜舎の消毒等を完了し、当該施設における防疫措置を完了しました。
(3)発生農場における防疫措置完了から17日が経過したことから、岐阜県は、本日、移動制限区域内の豚飼養農場について、清浄性を確認するための検査(臨床検査、血清抗体検査、遺伝子検査)を実施し、全て陰性であることを確認しました。
(4)これを受け、岐阜県は、豚コレラに関する特定家畜伝染病防疫指針に基づき、搬出制限区域を本日24時(1月16日(水曜日)午前0時)に解除します。
(5)今後、岐阜県は、発生施設から半径3km以内の区域における移動制限を維持し、平成31年1月25日(金曜日)24時(1月26日(土曜日)午前0時)をもって、当該移動制限区域を解除する見込みです。

2.その他

(1)豚コレラは、豚、いのししの病気であり、人に感染することはありません。 食品安全委員会の見解によれば、仮に豚コレラにかかった豚やいのししの肉等を食べても人体に影響はないとされており、正確な情報に基づいて冷静に対応していただくようお願いいたします。
(参考)食品安全委員会ホームページ
http://www.fsc.go.jp/sonota/csf/(外部リンク)
(2)現場での取材は、本病のまん延を引き起こすおそれがあることから、厳に慎むよう御協力をお願いいたします。 今後とも、迅速で正確な情報提供に努めますので、生産者等の関係者や消費者は根拠のない噂などにより混乱することがないよう、御協力をお願いいたします。 

3.参考

平成30年12月25日付けプレスリリース「岐阜県における豚コレラの疑似患畜の確認(6例目)について」
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/181225.html

お問合せ先

消費・安全局動物衛生課

担当者:山野、山木
代表:03-3502-8111(内線4582)
ダイヤルイン:03-3502-8292
FAX番号:03-3502-3385