2019年1月10日

世耕経済産業大臣は、1月7日(月曜日)から1月8日(火曜日)にかけて、米国ラスベガスに出張し、コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)に出展するJ-Startup企業を含むスタートアップを激励するとともに、世界最先端の技術による製品・サービスが一堂に会する展示を経済産業大臣として初めて視察しました。
また、1月9日(水曜日)には、米国ワシントンDCにおいて、ライトハイザー米国通商代表及びマルムストローム欧州委員(貿易担当)と第5回三極貿易大臣会合を行いました。

1.J-Startupブースの視察

1月7日(月曜日)に、CESのJ-Startup(※)ブースを訪れ、J-Startup企業を含む出展スタートアップの展示を視察し激励しました。
※J-Startupとは、推薦委員により選定されたスタートアップに対して、官民一丸となり集中支援を行うプログラムです。
   

2.家電・自動車系ブースの視察

1月8日(火曜日)にCESにおいて、5G、スマートホーム、デジタルヘルス等が主たるテーマとなる中で、次世代モビリティ等の具体的例示を体験しました。AI、IoT等の世界最先端の技術を元に、人のくらしを快適で豊かにするモノとモノ、モノとサービスといった様々な具体的なつながりが展示されており、こうした分野の先進的な取組を確認し、今後の政策やCEATECの更なる進展に活かしていくこととしました。

  

3.第5回三極貿易大臣会合(1月9日 米国・ワシントンDC)

ライトハイザー米国通商代表及びマルムストローム欧州委員(貿易担当)と第5回三極貿易大臣会合を行いました。

三極貿易大臣会合においては、補助金ルール、強制技術移転、市場志向条件のそれぞれにおいて、これまでの事務レベルでの進捗の確認や今後の進め方などについて議論を行いました。特に、補助金ルールについては、春頃までに三極の間でテキストベースでの作業を完了させるべく作業を加速化することに合意しました。

また、WTO改革について、三極による通報・透明性改革提案に関し、共同提案を前に進めていくことや、通常委員会の活動強化について三極で協働していくこと、また、電子商取引ルールについても、多くのWTO加盟国が参加した高いレベルの合意を目指してダボスにおいて閣僚間で交渉開始の意思を確認できるよう三極として協調していくことに合意しました。

加えて、本年のG20貿易・デジタル経済大臣会合において、WTO改革の推進を始めとする各課題に三極で協力して取り組んでいくことに合意しました。

会合の最後には、今回の成果をまとめた共同声明に合意しました。

担当

  • <CES>
    商務情報政策局 情報産業課長 菊川
    担当者:渡辺(琢)、長谷川
    電話:03-3501-1511(内線 3981~7)
    03-3501-6944(直通)
  • <三極貿易大臣会合>
    通商政策局通商機構部参事官 西脇
    担当者:森井、松本
    電話:03-3501-1511(内線3501~3)
    03-3501-5923(直通)
  • <J-Startup>
    経済産業政策局 新規事業創造推進室長 福本
    担当者:上田、水口
    電話:03-3501-1511(内線 2661~2)
    03-3501-1569(直通)